ガラスは少し力をかけて、簡単に割れてしまいます。ガラスに対し引張られる力(引張応力Tension Stress)非常に弱いです。反対的に、縮めようとする力(圧縮応力Compression Stress)には強い特性があります。ガラスは熱で膨張し、物体の長さや体積が増加する現象が起こります。この特性は熱膨張(Thermo-Expansion)と呼ばれています。
A. 整合封止型
ガラスの温度範囲でガラスと金属の熱膨張係数がほぼ一致した組み合わせです。
温度に対し、金属といい、ガラスといい、どちらでも膨張します。そこで、温度に『同じ程度』を引っ張りと膨張し、ガラスと金属を封止する方法は『整合封止型』と呼ばれています。
普段よく使う材料は:コバール…。
B. 圧縮封止型
ガラス及びピン材料よりも熱膨張係数が大きい材料を外筒金属に用いることにより、圧縮応力により気密性を保持する封止方法です。
ガラスより金属の大きな拡張性を利用し、冷却の時に、ガラスはしっかりと収縮し、漏れないようにする原理です。
普段よく使う材料は:鉄(Fe)、ステンレス鋼…。